工場勤務から事業プランナーへの道

現在工場勤務をしながら、一生懸命努力し、師匠に習いながら、事業プランナーになっていく過程を書くブログです。

商品の値下げは本当にNG???

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【商品の価格設定に対しての個人的疑問】

 

 

以前まで自分は、価格の値下げをすることは反対派の人間でした。

価格を下げる前に、商品価値を上げましょうと。

結構いろんなところでそういった話を聴いているわけなのですが、

 

最近自分は価格に関しての見解について、

少し疑問を感じています。

 

 

事の発端は、ただiPhoneの充電ケーブルの不調で、

買いに行ったっていうだけの話なのですが、

ここでの疑問が連想ゲームのようになって、

今回の疑問に着地しました。

 

AM2:00、ケーブルの不調で、予備もなく、

仕方なく買い出しに行くことにしました。

 

購入先の候補が3か所ありました。

家から近い順にならべて、

 

・コンビニ

・ゲオ

ドンキホーテ

 

だったのですが、自分は購入した先は

ドンキホーテ

でした。

 

理由は、

「ストックも欲しかったので、安いと思われる方の店に行った」

 

でした。

 

コンビニなら約2000円×2=4000円

ドンキだったら約1500円×2=3000円

 

正直に考えると、ガソリン代など、諸々含めると、

コストにはあまり差が無かったように感じます。

 

 

ただ自分は、たった1000円安いというだけで、

遠くのドンキホーテまでわざわざ充電ケーブルを買いに行きました。

しかも実際コストはあまり変わらないっていうのを理解していながら。

 

これって、ちょっと変ですよね。

 

様々な状況が重なったのもありますが、

結局ドンキでの購入を行ったのなら、

やはり目の前の価格重視だったのかもしれません。

 

たぶんドンキは大量入荷でのコストダウンや原価の関係で、

低価格販売ができるのですが、

果たしてこれがドンキの痛手に繋がっているかと考えたのです。

 

売り側は上記のように、大量入荷で上手にさばくことが出来るため、

低価格での販売は、はっきり言って低リスクだと感じます。

運営の上手さとかにもかかわってくるとは思いますが。

 

対して購入者は安く購入をすることが出来るうえに、

別の必要としているものも、商品種類豊富なドンキならそろっている可能性

はコンビニよりも圧倒的に高いです。

 

 

では、ドンキは、今回のケーブルに対しての価値上げを行って定価販売だった場合、

価値上げ

・カラーバリエーションの豊富

・充電コード自体にLED内蔵でデザインがいい

・断線しにくい仕様

 

とかだった場合、

状況にもよるとは思いますが、

近場のコンビニでの購入を検討していたとおもいます。

 

なぜなら、充電ケーブルの付加価値はiPhoneの充電にあるからです。

 

例えば、コンビニでの購入が必要とされるパターンは、

TP戦略がメインですが、

価値がほとんど変わらず、

金額が同じで、今回の緊急性が高かった場合は、

やはりコンビニで購入を検討します。

 

 

だから、単純に価値を上げるだけが、

本当の正解なのか、疑問に感じているところなのです。

 

 

ただ、もし、自分がプランニングを行う視点で考えた場合、

価格を下げたうえでのバックエンドの紐づけを大切にする気がします。

 

例えば、

ドンキでいえば、ドンキのイメージは、

「安い」

「種類が豊富」

「営業時間が長い」

 

ですが、これをもとに考えるのならば、

今回のケーブルを購入するパターンを考えて、

ケーブルを安くして、付属品の値段を吊り上げます。

 

例えば、若い人たちが、夜車で、ノリで県外へ遊びに行く場合、

電池消費が激しくなったりして、充電ケーブルを買う可能性もあります。

そこで、ノリで遊びに行くから、お菓子を買ったり、ジュースを買ったり、

結構付属の物での激しい消費行動が起こると思うんです。

 

自分にしても、

作業中のためDVDのディスク切れや、ボールペンの補充など、

沢山商品がある分、沢山の現在必要としているニーズ商品を、

購入することが出来るので、本当に安いし便利です。

 

なので、バックエンドを意識した価格競争での値下げは

後の大きな利益につながるのではないかと思っています。

 

 

消費者としての立場で考えると、

同じ店内で、

同じ商品が、

違う値段で、

販売されていたら、

高い方の商品を買うやつなんて、一人もいませんよね。

 

だから自分が販売するならば、

「しっかりとした戦略を考えた値下げ販売は大いに有効」

だと判断します。

 

 

ちょっと話はそれますが、

PS2とかwiiとかって、

販売価格よりも生産コストの方がはるかに高くついている

という話を聞きました。

 

要は、ゲーム機が売れれば売れるだけ、赤字になるってことですよね。

でも倒産しないのはなぜか?

 

ゲームソフトでの利益をメインの収益にしていたからです。

 

5000円くらいで、

DVDのゲームディスクを購入しますが、

DVDのディスクだったら100円均一でも売られていますよね?

そして、ソフトを何本も買う人はいますが、

一人でゲーム機を何台も買い込む人はいませんよね?

(転売屋は別ですが)

 

原価なんてそんなものなんです。

後はソフト開発費に何億かかるかで変わりますが、

ゲーム機メーカーはソフトで収益を得ているという事です。

 

 

今回の話、

完全赤字でも、総合的利益が黒字になるビジネスモデルであるならば、

それは素晴らしいビジネスモデルだと思いますし、

値下げが完全に悪い手法であるのかと言ったら、

 

これからはNOと答えようと思います。

 

 

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